技術相談サービス

 当方の専門分野である土木・建築構造物の計画・設計などについて助言するサービスです。図面や報告書作成などは行わない助言のみのサービスです。イメージとしては弁護士相談や医師のセカンドオピニオンのサービスです。あくまで、第三者として助言です。

詳細は、お問い合わせフォームまたはメールでお問い合わせください。
ご相談項目は、以下の通りです。

対象構造物

(1) 港湾・漁港施設;防波堤、係船岸など
(2) 海岸施設;防潮堤、胸壁など
(3) 海周辺の土木・建築構造物;波や潮風を受ける施設など
(4) 急斜面の土木・建築構造物;擁壁、舗装、コンクリート構造物、鋼材構造物など

内容

(1) 方針についての助言
(2) 設計についての助言
(3) 具体的な設計段取りについての助言

 事例としては、新規に構造物を計画したいがどのような構造が良いか。既存構造物の機能を変更したいが可能か。ひび割れ、変形、沈下、腐食、剥離、排水問題、段差、陥没などが生じているがどのようにした方が良いか。そのまま放置してもOKか。想定される原因は。必要な調査設計は。補修は必要かなど。また、方針は決まっているが、どのように設計を進めた方が良いか。具体的な図面レイアウト、構造計算、数量計算と図面との連携などはどのようにした方が良いかなど。

(4) 設計実務の教育など

費用

・準委託として承ります。ご請求払いとなります。
・現地踏査、資料確認などがある場合は別途追加となります。

サービスの趣旨

 土木構造物は社会や経済活動及び市民生活を支える基盤(インフラ)です。その基盤に不具合を生じると生活や経済活動に多大な影響を与えます。

 日本は災害大国です。国土交通白書 2020版では「世界の地震の約2割が、国土面積は世界の0.25%という大きさながら、地震発生回数は世界の18.5%と極めて高い割合を占めています(2004年~2013年の世界のマグニチュード6以上の地震の発生回数1,629回のうち、日本は302回)」。また、台風、大雨、大雪、地滑り、沈下、火災、津波など想定外も含めて災害は発生します。

 また、材料は必ず老朽化します。コンクリートの寿命は100年と言われています。鋼材は腐食し、木材は朽ち、プラスチックやゴムなどは紫外線劣化します。

 このように土木・建築構造物は時間経過と共に劣化して行きます。しかし、人々の生活基盤であるため、世代を超えて維持管理して更新しながら機能を変化させながらでも価値を担保して行くことが大切であると思います。

 この技術相談サービスが、皆様の一助になれば幸いです。

機能を向上させている施設事例

(1)稚内港北防波堤ドーム(土木遺産)

稚内と樺太との定期船の発着所として昭和11年(1936年)に完成。本体はケーソン式。上部工は越波対策として世界初のドーム型防波堤。天井は強度を担保するためにアーチ状の曲面でローマ建築のような内部構造。当時は発着場でもあった。現在は補修を繰り返し防波護岸として機能している。

(2)リトルアイランド(米NY)

ニューヨーク市のハドソン川沿いの水上にある、チューリップのような形をした人工島の公園。反対訴訟などの紆余曲折を経て2021年に開園。都市部の水辺の憩いの場、アート、環境、イベント場所、観光名所など多様の付加価値と機能をもった公園。上部工構造はプレキャストコンクリートで製作されている。